〒950-1101 新潟県新潟市西区山田511
新潟ふるさと村バス停 徒歩5分
屋根は普段じっくり見る機会が無く、傷みや劣化が進んでいても気づきづらい場所です。
しかし、雨・風・雪そして紫外線と住宅の中でも一番過酷な状況にさらされています。
屋根材のズレ、割れ、ゴミだまりなどいろいろな原因で雨漏れがおこりますが、気づかないでそのままにしておくと下地や躯体を痛めてしまいます。
外壁と同じく屋根も正しくメンテナンスしてあげることが、住宅を長持ちさせる秘訣です。
目次
粘土を焼き上げて作られた瓦。日本の伝統的な屋根材。
もともとは天然の粘板岩などの鉱石を薄くスライスしたもの。
以前は石綿スレートが主流でしたが、現在は石綿の健康被害もあり石綿に代わり有機繊維などを代用して「無石綿」製品として使われている。
1860年代にアメリカで考案された。アメリカでは屋根市場の80%を占めるといわれている。
フェルトと呼ばれる紙にアスファルトを何層かに分けて含侵させ、トップコートに着色ガラスコーティングされた御影石を圧着させ、表面をデザインしている。
最も軽量の屋根材で住宅の構造に長期的に負担をかけにくく、免震効果もも期待される。
積雪・寒冷地では瓦や平板スレートのように割れる心配が無い。
鋼板のプレス加工を施して、瓦形状にした屋根材。
瓦の美しさを軽量な金属で再現している。
屋根材だけでも様々な種類があります。それぞれメリット・デメリットや今の形にいたるまでの歴史等があり、メンテナンスの方法も違ってきます。
屋根のリフォーム工事は外壁と同じく、大きく分けると3種類あります。
「塗装工事」「カバー工法」「ふき替え」です。通常はこの順番通りお値段も上がっていきます。ただし、屋根の現況や種類、今までのリフォームの状況などによって最適な方法を選ばれるのよいでしょう。
塗装工事は、最も価格・工期がかからないリフォームです。だからといって、何でも塗装すればよいというものではなく、下地が傷んでいない場合に最適な方法です。
セメント瓦、金属屋根等に行います。焼き瓦は必要ありません。
塗料にもいろいろな種類がありますが、塗装を長持ちさせるには下塗りの作業が大切となります。
カバー工法は重ねぶきともいい、既存の屋根を剥がさずにその上から新しい屋根材をかぶせる工事です。
メリットは、屋根が二重になるので遮音性や断熱性が向上します。また、既存の屋根材の処分費がないのでふき替えよりも価格を抑えられます。
デメリットは、下地の傷み具合を確認できないことや、屋根が重くなるので躯体への負担が増える事です。
ふき替えは、既存の屋根材や下地材を一新する工事です。
メリットは、下地材や防水シートも新しくなり屋根の耐久性が向上します。また、選択できる屋根材も多くなります。
デメリットは、工期と価格が一番かかることです。
屋根のトラブルの一つに雨漏りがあります。
こちらでは、雨漏り工事の施工事例をご紹介します。
ちょうどこちらの写真の真下がリビングですが、天井
に雨漏れのシミが出来ていてご相談を受けました。
早速、調査させていただきました。
調査の結果、瓦のずれている部分から雨が染み込んで
下地も傷んでいます。
下画像のように、下地を直して防水シートを貼り瓦も
しっかり戻して完了しました。
和室の電気に雨漏りした水が溜まったと連絡をいただ
きました。
調査の結果、瓦の棟部分から雨水が染み込んで下地が
傷んでいた為に、和室上の下野部分だけセメント瓦か
らオークリッジという屋根材にふき替えることに。
下地を直して、防水シートは貼ります。
オークリッジにふき替えて完了です。
こちらは、非常に軽い上に耐風性能・防水性能も非常
に高い屋根材です。