〒950-1101 新潟県新潟市西区山田511
新潟ふるさと村バス停 徒歩5分
目次
大気の熱を利用してお湯を沸かすシステムです。さらに、割安な夜間電力を使用してお湯を沸かすので、給湯にかかる電気代は非常に安くなります。
なんと、新潟県内に本社がある「コロナ」が世界で初めて家庭用エコキュートを販売しました。
エコキュートがお湯を沸かす仕組みを簡単に説明します。
①ヒートポンプユニットが大気中の熱を取り込みます。取り込まれた熱は、空気熱交換器で自然冷媒がしっかりと吸収します。
②圧縮機で熱を吸収した自然冷媒は圧力をかけられて、高温になります。
③高温になった自然冷媒の熱を、水熱交換器で水に伝えここでお湯を作ります。
④貯湯ユニットでお湯を蓄えます。
大気中の熱を利用しますので、熱い夏より寒い冬のほうがお湯を作るための時間がかかります。
タンクの大きさはメーカーによって多少異なります。
ここでは、我が新潟県の「コロナ」のエコキュートで見てみましょう。
1~2人家族 185ℓ
2~4人家族 300ℓ
3~5人家族 370ℓ
4~7人家族 460ℓ
が目安となります。家族の生活スタイルに違いがありお風呂に入る時間がバラバラの場合や、朝もシャワーを浴びる方などは少し大きめをおすすめします。
各メーカーともに、季節や過去の使用湯量を計算してムダなお湯を作らないようにする「学習機能」付いています。
運転モードも、毎日の使用湯量を学習して最適なお湯の量を自動で沸かすモードや少し余裕をもってお湯を沸かすモード、来客等でたくさんお湯を使うときの満タンモードなど様々ありますので、上手に使い分けることでより「エコ」になります。
給湯タイプは3種類あります。
こちらの選択を間違えると、後で使いづらい事も。
ワンタッチで自動湯張り、保温、たし湯まで行います。
お湯張り後、何もしなくても冷めれば自動保温されお湯が減れば自動たし湯が行われます。
ワンタッチで自動湯張りが行われます。高温さし湯や、たし湯もできます。
追いだきは出来ないので、保温機能は付いていません。
蛇口からお湯を出すだけのタイプです。
当然エコキュートといえども、良いことばかりではありません。
デメリットもあります。
例えば、ヒートポンプと貯湯ユニットを設置する場所が必要となります。都市部では難しいところもあります。
その他にも、初期費用が給湯器よりもかかる飲料用としては使えないなど。
メリット・デメリットをよく検討した上で、導入されることをおすすめします。