〒950-1101 新潟県新潟市西区山田511
新潟ふるさと村バス停 徒歩5分
もっとも過酷な状況で雨や雪、夏の日射や風から住宅を守っているのが外壁です。そして、時ともに少しずつ劣化していきます。
そんな外壁のために私達がしてあげられることは、日頃からのチェックつまり健康診断です。
数ヶ月に一回チェックしてあげて、適切な時期に適切なメンテナンスをしてあげるだけで外壁の寿命は違ってきます。通常10年から15年くらいで外壁塗装が目安となります。もちろん、住宅の置かれた環境や築年数、塗装の質などによって前後します。適切な時期を逃すと、トータルコストが膨らんでしまうことになります。
出来るだけ費用をかけずに外壁を長持ちさせるために、これからあげるチェック項目を参考に是非、外壁の健康診断を始めてみて下さい。
目次
外壁は年数が経過してきますと、塗膜の防水性能が落ち、汚れが付着しやすくなります。特に雨だれが付きやすい窓周りに多く見られます。
また、カビやコケなども目立ちやすくなります。特に日光が当たりにくい北面の外壁が危険箇所です。
汚れやカビ・コケが目立ち始めるのは、塗膜が痛みだした証拠で、外壁塗装のサインの一つです。
外壁を手で触ると白い粉が付きます。これは、塗料が分離して粉化をする現象です。外壁材本体を雨風から保護している塗料が薄くなっている証拠です。
このままにしておきますと、外壁材の劣化が進みます。こちらも、外壁塗装のサインです。
そろそろ塗り替えを検討した方がよいでしょう。
外壁材のパネルとパネルのあいだの目地にはコーキング材を注入してあります。ゴムの性質をもつコーキング材は屋外の温度・湿度や乾燥によって外壁材に膨張・収縮がおきてもこの動きを吸収する役割があります。
コーキング材は太陽光に含まれる紫外線や外壁材の動きによって常に負荷が与えられていますので、次第に耐久性が落ちてしまいます。
コーキング材が劣化し「ひび割れ」や「痩せ」がおこると、劣化部分から雨水が浸入する恐れがあります。
雨水の浸入が続くと外壁材や建物の下地材をも痛めます。
特に南西面の日当たりによる外壁材の反りや、施工時の釘の打ち損じなどで外壁材が浮くことがあります。
外壁材の反り具合や原因などによって、対処法も変わってきますのでこのような症状がみられましたら、ご相談下さい。
そのままにしておきますと、雨水の浸入や外壁材の痛み割れにつながります。
雨樋が外れている、雨が降ると雨樋から雨水が落ちてくるなどは雨樋の損傷だけにとどまらず、外壁材も痛めてします可能性があります。
今まではきれいに雨樋を通って流れていた雨水が、雨樋の破損によって外壁などにかかるようになり、外壁のちょっとした傷みから侵入する恐れがあります。
早めの雨樋の修繕をお勧めします。