〒950-1101 新潟県新潟市西区山田511
新潟ふるさと村バス停 徒歩5分
介護リフォームは「高齢者にとって暮らしやすい家」「介護する人にとって介護しやすい家」にするために行うリフォームです。
条件を満たしていれば、介護保険制度の補助金や新潟市の助成制度を受けることも出来ます。
目次
介護リフォームというと、介護される人のためのリフォーム工事と思いがちですが、介護する人にとっても快適でないと理想のリフォームにはなりません。
トイレやお風呂では、車椅子の方でも出入りしやすいスペースの確保や、介護する人スペースも必要です。また。介護する人の為にお掃除しやすい工夫も必要です。
介護リフォームといっても、介護の内容、介護者・介助者の体型、年齢、性別、家の造りなど様々な要素によって違ってきます。
例えば、同じ車椅子の方がいらっしゃる家庭でも自走なのか、介助者が押すのか、介助者の力量などによってスロープの勾配の限界値も変わります。
年を重ねるごとに、介護の度合いも変化してきます。今が使いやすくても「5年後はどうなのだろう?」「その時は軽微な変更で改修できるだろうか」など、想像力を働かせて、リフォームプランを作成することが大切です。
玄関のバリアフリーは、介護者が気兼ねなく外出するためには欠かせません。
出入りがしやすく、段差が少なく掴まるところがある、滑りにくい、車椅子で入ることができるなどいくつかのポイントがあります。
手すりの取付、段差の解消、スロープの作成、玄関戸の引き戸への交換 etc
玄関の上り下りや靴の脱ぎ履きなどが楽に安定した姿勢で行えるよう、掴まりやすい位置に手すりを取り付けます。立って靴を履くのか、座って履くのか又は使う人の身長や腰の曲がり具合などで適切な位置は変わりますので、実際の行動を想定しながら取り付けましょう。
手すりの設置は比較的、簡単にできる介護リフォームです。
屋内より屋外の方が設置費用は高額になります。
屋外の段差解消にはコンクリートなどでスロープを作成する方法があります。車椅子を自力で上がるのか介助者が押して利用するのか、押し車で利用するのかなど利用形態により適切な傾斜角度や幅も変わります。一緒に手すりも取り付けるとより安全でしょう。
玄関の屋内では、上がり框に式台を設けたり昇降リフトなどがおすすめです。
扉を押したり引いたりして開閉する扉より、横にスライドさせる引き戸のほうが姿勢が安定して安全です。
リフォームするにあたり設置スペースや改修費用などの問題も出てきますが、アウトセットや3枚戸など設置スペースを考慮した商品もありますのでお気軽にご相談下さい。
トイレはプライベートな空間なので、出来るだけ誰かの助けなく出来るような介護リフォームを心掛けたいものです。
トイレの介護リフォームは、出入りがしやすくトイレ内で動きやすいことがポイントです。
手すりの取付、入口を引き戸へ交換、和式トイレから洋式トイレに取替、床の段差解消、滑りにくい床材への取替、ウォシュレットの取付 etc
便器に座ったり立ち上がったりするトイレ内では、体を支える手すりが不可欠です。
便器での立ち座り用には縦手すりを、便器に座っている時の姿勢保持には横手すりを取り付けます。
トイレの出入り口は、開閉動作が簡単な引き戸とすることをおすすめします。
開戸より引き戸の方が、自由に動けるスペースも確保しやすくなります。
和式と洋式のトイレでは、用を足す時の体勢に大きな違いがあります。足腰の弱ってきたかたには、洋式トイレが安心して無理なく使えます。
また、ウォシュレットを取り付けることで排泄後の清拭が楽になります。
高齢者にとって、お風呂は家の中でもっとも事故が起こりやすい場所です。
安全対策をしっかり行い、安心してゆっくり入浴できるようなリフォームが必要です。
出入りがしやすく、濡れても滑らない床、入りやすい浴槽などがポイントとなります。
手すりの取付、段差の解消、滑りづらい床へ取替、出入りがしやすい引き戸、暖房機の取付・断熱仕様などの冬に寒くない工夫 etc
お風呂の中では、立ったり座ったり浴槽をまたいだりと大きな動きをするので、浴室の出入り口・洗い場・浴槽周りなどに手すりが必要となります。
特に浴槽周辺の手すりは大切で、浴槽内での姿勢保持の横手すりや浴槽の出入りのための縦・横てすりです。
お風呂と脱衣場・廊下などとの温度差は、健康な人でも体に大きな負担がかかります。
浴室暖房機の取付や浴室リフォームでの断熱工事などを行い、出来るだけ温度差を無くす工夫が必要です。
お風呂は床が濡れると滑りやすくなり大変危険です。
床材を滑りにくい素材に替えることも、浴室内での事故を減らすために大切です。
ユニットバスでは各メーカーとも滑りづらく、暖かい床材を発売しています。タイルでも滑りづらくヒヤッとしない商品も発売中です。
お風呂リフォームについては、こちらのページもご覧下さい。
階段は、転倒・転落などで大けがにつながりかねない危険を伴う場所です。
足腰に不安を覚えたら、1階で生活全てがまかなえる家づくりが理想ですが全てが理想通りになるわけではありません。2階も利用されるときは安全に万全を期すリフォームが必要となります。
掴まるとことがあり、滑りづらく、段差を認識しやすい、勾配が緩やかな階段がポイントです。
手すりの取付、床材の変更 etc
階段の手すりは、利き手で握る方が安全性が高いので、登りと下りの両方を考慮して階段の両側に取り付けることが一番望ましいです。しかし両側に付けると階段幅が狭く通りづらくなることが多いので、片側のみ取り付ける場合は下りの際に利き手で握れるように取り付けます。
介護リフォーム・バリアフリーリフォームの場合、工事内容や介護認定の有無によって補助金や介護保険が利用できることがあります。
申請は経験豊富な福祉住環境コーディネーターが完全サポート致しますので、ご安心下さい。
20万円までの工事に対して、自己負担は1割~3割です。
介護が必要となった場合、住まいのバリアフリーリフォームは緊急事態です。
その為に、介護認定を受けている方がバリアフリーリフォームをする場合に介護保険より助成制度があります。
受給条件は
新潟市独自の補助金です。
高齢者向けで最高30万円、障がい者向けで最高50万円が助成されます。
新潟市独自の補助金です。
各種条件を満たすと、最高10万円が補助されます。